
ベースを始めたとき、最初に楽器屋さんで初心者セットを買ったね!
今日はベースを始めるにあたって「これだけは用意しておきたいもの」を紹介したいと思います。
初心者の方でも、必要なものは目的によって変わります。
・家で弾きたい方
・スタジオで練習したい方
・すぐにライブしたい方
など、個人によって目的は違うので、
各項目ごとに「必要指数」をレベル1〜5で表記しているのでそちらも参考にしてください。
【この記事はこんな人にオススメ】
・ベースを始めたいけど「何を揃えたらいいか分からない」
・友達にベースをもらったんだけど「楽器以外に用意するモノって何?」
・スタジオには何を持って行けばいいの?
・ベースに興味があるので「ちょっと見に来ました」でも大歓迎!
ベース以外のことでも知っていると、いろいろ役に立ちます。
みなさまのお役に立てることを願っています!
それでは今日も行ってらっしゃい♪
ベースシストが買うものチェック11選
まずは「ベースに必要なアイテム」をずらっと紹介します。
この中から必要なものを選んでいきましょう。
【演奏に必要なモノ】
①楽器本体(もちろんエレキベース)
②チューナー
③シールド
④ストラップ
⑤アンプ
⑥メトロノーム
⑦教則本&DVD
⑧YouTube検索
⑨楽器ケース(買った時についてます)
⑩エフェクター
11. ピック

一度に全部は必要ないですね〜
目的にあったアイテムをチョイスしましょ〜
ベース初心者が買うもの①ベース本体
「そりゃ〜楽器がないと始まらない!」
ってことで、初心者が選ぶベースのオススメは、4弦の「ジャズベース」か「プレシジョンベース」です。
もちろん、気に入ったベースがあれば迷わずそれを選べばいいです!
ただ「どれがいいか分からない」場合はこのどちらかを選びましょう!(写真)


良いベースを選び出すとキリがないから、だいたい3万〜5万円の間でカッコイイ楽器を見つけたいね!

メルカリやヤフオクだとタイミングが良ければ1万円でもゲットできますね〜♪
ちゃんと音が出るかは保証できないですけどね〜♪
※中古やオークションの品は、状態が確認できるものを選びましょう!
あとで不具合が出て修理となると、さらにコストがかかるので注意です!
初心者にオススメのベースはこちらからゲット→【音を聴いて選ぶ】初心者におすすめのエレキベース6選!〜まずは4万円以内で見つけよう〜
多弦ベースは?
最近は、多弦ベースを弾くアーティストが増えていますが、
まずは4弦ベースからスタートしたほうがいいですね!
「弦が増えると?」
・ミュート(余分な音が出ないようにするテクニック)をする必要がある。
・4弦に比べてネックの幅が広くなるので、なれるまで時間がかかる。
ネックの知識はコチラ→【知識発見!】ベースのネックの構造について〜写真で解説〜
なので、4弦ベースで基本ができてから5弦や6弦ベースにチャレンジしましょう!

【ベースの必要指数 / 5段階】
・家で弾きたい方・・レベル5
・スタジオで練習したい方・・レベル5
・すぐにライブがしたい方・・レベル5
楽器について詳しくは以下の記事を参考に
ジャズベースの関連記事→【ジャズベースのサウンド】音作り・演奏音源でチェック〜
プレシジョンベースの関連記事→【原点を知ろう】プレシジョン・ベースのサウンドチェック!〜音源&写真でチェック〜
ベース初心者が買うもの②チューナー
「そりゃ〜音を合わせないと始まらない!」
練習の前には、楽器の「チューニング」をします。
チューニングについてはコチラの記事で→チューニングの仕方
クリップ型チューナー
ベースのヘッド部分に付けてチューニングをするタイプ(写真)

クリップチューナーは、スタジオで周りがうるさいと反応しないから注意しましょう!
特に、ドラムと歪んだギターは注意!

って、誰かがチューニングしてる時は、みんな静かにしてあげてね。。
ペダル型チューナー
シールドをつないでチューニングするタイプ(写真)
おもに足元で操作する。

このタイプは周りがうるさくても使えます。
演奏中でもチューニングできるメリットもある。

ライブで使う場合はシールドが2本必要になるので注意してくださいね〜
上の写真のようにベース側とアンプ側にそれぞれつなぎます〜

カード型チューナー
シールドでつなぐ、もしくは内蔵のマイクで音を拾ってチューニングします。

【チューナーの必要指数 / 5段階】
・家で弾きたい方・・レベル5
・スタジオで練習したい方・・レベル5
・すぐにライブがしたい方・・レベル5
※筆者は、家もスタイジオもライブもクリップタイプを使用しています。
チューナーの紹介はこちらの記事で→ベースのチューナー4種類を紹介〜写真でチェック〜
チューニングのやり方についてはコチラ→【音を合わせよう!】チューニングの知識とやり方〜写真でチェック〜
ベース初心者が買うもの③シールド
ここから、目的によって必要指数が変わってきます。
【シールド】
正式には「シールド・ケーブル」と言います。
「ケーブル」という人もいます(どちらでもOK)
シールドはアンプにベースをつなぐ時に必要になります(写真)

※シールドは入門セットに付属していますが、
・ノイズが出やすい
・断線しやすい
など使えないモノが多いと思います。
3000円くらいのものは使いたいですね。

家で弾くだけなら、必要ないと言えば必要ないんだよね。
実際、僕はアンプにつながずに練習することもあるからね。

スタジオで練習するときも、シールドを貸し出してるスタジオが多いので、持ってなくても大丈夫ですね〜
※ライブには自分のシールドを持っていきましょう!
最悪、誰かが貸してくれると思いますが、、ステージに立つ者として必要ですね。
【シールドの必要指数/ 5段階】
・家で弾きたい方・・レベル3
・スタジオで練習したい方・・レベル3
・すぐにライブがしたい方・・レベル5
※長さは、家で弾くなら3メートル
スタジオやライブでは5メートルあれば充分
オススメのシールドはこちらの記事で→【楽器をつなぐ】おすすめベース用シールド5選〜写真でチェック〜
ベース初心者が買うもの④ストラップ
「ストラップがないと立って弾けないよ!」
ってことで「ストラップ」の紹介。
ベースを立って弾くためには必要なアイテムです(写真)

座って練習する場合は、なくてもイイのでチョイスはお任せします。

座って弾くときはストラップなしで弾いてるよ。
僕は「スタジオでの練習は座らない」って決めてるからストラップは必須アイテム!

ずっと座って練習すると身体に負担がかかりますからね〜
立って弾けるようにしたいですね〜
【ストラップの必要指数/ 5段階】
・家で弾きたい方・・レベル3
・スタジオで練習したい方・・レベル4
・すぐにライブがしたい方・・レベル5
※座った状態でも充分練習はできます。
オススメのストラップはコチラの記事で紹介してます→【肩に優しく】ベースのおすすめストラップ5選〜写真でチェック〜
ベース初心者が買うもの⑤アンプ
【アンプ】
ベースから送られた信号を増幅して音を出す機材(写真)
しっかりと低音を聴きとるには必要なアイテム。


最初は、入門セットについてた20ワットくらいの小さいアンプを使ってた。
それでも充分良い音が出たよ!
低音はけっこう響くので、ご近所の方への配慮もしましょう。
「夜はアンプを使わない」「ヘッドホンをつける」など。
【アンプの必要指数/ 5段階】
・家で弾きたい方・・レベル4
・スタジオで練習したい方・・レベル3
・すぐにライブがしたい方・・レベル3
※ライブハウスにアンプを持ち込む事はあまりないので、自宅用のアンプという事で紹介しました。
オススメのアンプの紹介はこちら→【音源比較】小型ベースアンプのおすすめ6選〜自宅練習はこれ!〜
低音を聴くという事ではVOXから発売されている「Am Plug」という小型アンプもあります(写真)

シールドを使わず、ベースに直接つないで音を聴くことができます。

Am Plugには、リズムのパターンも入っているみたいで、リズムの基礎練習には良いよね!
ベース初心者が買うもの⑥メトロノーム
「テクニックの前にリズム感でしょ!」
ってことで、リズム練習には欠かせないアイテム「メトロノーム」
最近では「iPhoneのアプリにメトロノーム」があるので、ダウンロードは必須ですね。
細かいリズムなどは「市販のメトロノーム」を使うのも良いと思います(写真)

チューナーとメトロノームが一緒になっているモノもあるので、これ1つで機能が2つ!
↓

【メトロノームの必要指数/ 5段階】
・家で弾きたい方・・レベル5
・スタジオで練習したい方・・レベル5
・すぐにライブがしたい方・・レベル5
※ライブにも持っていって曲のテンポを確認することも大事です!
iPhoneのアプリの場合は、使用中に電話がかかってくることがあるので注意(笑)

昔、ライブでベースから始まる曲があって、メトロノームをずっとイヤホンで聴いて演奏したことがあるよ。
ベース初心者が買うもの⑦教則本&DVD
「やっぱ、基礎から練習でしょ?」
ってことで基礎練習!
それの手助けが「教則本」「教則DVD」です!
【教則本】
基礎的な奏法や知識が書いてある本。

教則本と言ってもたくさんありすぎですね〜

身にならないモノはないから何でも良いんだけど、初めは基本の奏法を解説している本がオススメだね!
筆者がガリガリ練習したのは「究極のベース練習帳」という本です。
今は中古でしか手に入らないかもしれませんが「究極のベース練習帳-進化編-」が発売されています。

【教則DVD】も見て練習しました。
運指練習やリズム練習に役立ったのは「ベーシストのための演奏能力開発エクササイズ」というDVDです。
その当時はまだビデオの時代でした。

簡単な所からスタートする事ですね!
NGとしては「いきなりバンドスコアで曲の練習をする」事です。
かなりの確率で、挫折して途中でベースやめてしまいます。
これまでたくさんの生徒に教えてきましたが、「曲ばかりやって伸びない生徒」がいました。
初めは「基礎が大切」なのです。

好きなアーティストの曲を弾きたいのはわかるけどね。
練習の割合は「基礎が7、好きな曲が3」くらいにするといいよ。

ずっと基礎ばかりは辛いですから、好きな曲を弾くことも大切にですね〜
【教則本&DVDの必要指数/ 5段階】
・家で弾きたい方・・レベル5
・スタジオで練習したい方・・レベル5
・すぐにライブがしたい方・・レベル5
※コピーバンドをする場合はバンドスコアが必要!
メンバーみんなでスコアを買おう!
ベース初心者が買うもの⑧YouTube検索
「今の時代はネットで検索できないとね!」
って事でググりましょう!
【YouTube検索】
今はYouTubeでたくさんの動画がアップされています。
参考になる演奏は山ほどあるわけです。
なんて恵まれた時代でしょうか!←太字

僕が始めたころは、ビデオを買わないと演奏動画を見ることができなかったからね。

マメスケ館長
それが今はYouTubeでプロの演奏からアマチュアの演奏まで見放題ですよね〜
とてもいい時代ですね!
YouTube検索の仕方
アーティストのライブ動画を見るのもためになりますが、ここでは「練習のため」という事で検索の仕方を覚えましょう!
とても簡単です。
例えば「どんな運指練習をすれば良いかわからない」って時。
YouTubeで「ベース 運指」で検索すればたくさん動画が出てきます。

「それを片っ端から練習する!」←あとはこれだけ!
その他、
「ベース 指弾き」「ベース ストラップ」「ベース 弾き方」でも何でも検索していけば、誰かが動画をアップしています。
【YouTube検索の必要指数/ 5段階】
・家で弾きたい方・・レベル5
・スタジオで練習したい方・・レベル5
・すぐにライブがしたい方・・レベル5

わからない事はYouTubeで検索だね!

そんな時代ですね〜♪
とりあえず「ググってね!」です。
ググる力は最強です!
ベース初心者が買うなもの⑨楽器ケース
「持ち運びには、ケースが必要!」
って事で、楽器ケースはなくてはならないモノです(写真)
と言っても、ベースを購入するときにケースはついています。

ケースのタイプは、
・ソフトケース
・セミハードケース
・ハードケース
がある。

中に入れた楽器を守るために、なるべく分厚いケースに入れておきたいね!

ハードケースは持ち運ぶには不便なので、セミハードのケースをオススメしますよ〜
ケースの厚さがあれば、楽器の保護に効果があるので、買い換えも検討したいところです。
筆者は、3年ほど入門セットのケースを使い続けてボロボロになりました。
チャックも上まで閉まらない状態に、、
↑
皆さんは、ここまで使わないようにしてください。。
【YouTube検索の必要指数/ 5段階】
・家で弾きたい方・・レベル5
・スタジオで練習したい方・・レベル5
・すぐにライブがしたい方・・レベル5
※持ち運ぶだけなら、入門セットのケースでも充分です。
楽器の保護をよりよくするなら「セミハード」のケースを検討。
オススメ楽器ケースの紹介はコチラ→【大事に運ぼう】おすすめベース用楽器ケースの紹介〜セミハードCASE特集〜
ベース初心者が買うもの⑩エフェクター
「ちょっとベースの音を変えてみようかしら?」
ですが、いきなりエフェクターを使う必要はないですね。
【エフェクター】
エフェクターとは、ベースとアンプの間につなぐ機材で、音を変化させる効果がある(写真)


僕が初めてエフェクターを使ったのは、ベースをはじめて4年くらいしてからだったかな。
それまでずっとアンプ直の音でライブしてたよ。

アンプだけで充分良い音が作れますからね〜
でも、エフェクターが使えると楽しいですよね〜
エフェクターと言っても数多くあるので、まずはYouTubeで「ベース エフェクター」を検索です!
筆者がオススメするのは
・マルチエフェクター
・サンズアンプ
の2つです。
マルチエフェクターは、
1つのエフェクターにたくさんの音が内蔵されているエフェクターで、これ1つでエフェクターの音を知ることができます。
マルチエフェクターの紹介はコチラ→【まずはズームを使おう】ベースのマルチエフェクター〜ZOOM MULTI STOMP MS-60B〜
サンズアンプは、
ロックベーシストには欠かせないエフェクターです!
ロックサウンドはこれで決まり!
サンズアンプの紹介はコチラ→【新旧サウンド比較】サンズアンプの使い方〜イラスト&音源でチェック〜
歪み系エフェクターというのもあります→【演奏音源で選ぶ】ベース用オススメ“歪み系”エフェクターの紹介〜低音だって歪みたい〜
【エフェクターの必要指数/ 5段階】
・家で弾きたい方・・レベル1
・スタジオで練習したい方・・レベル2
・すぐにライブがしたい方・・レベル2
※すぐには必要ない機材だと思います。
まずは楽器本来の音を出して、それからエフェクターを使いたいですね!
ベース初心者が買うもの11.ピック
これは「ピック弾き」をする場合ですが、
1つ持っておくのも良いと思います。

おすすめピックの紹介はコチラ→ピックの選び方・おすすめ紹介♪

指弾きとピック弾きの両方できると演奏の幅が広がるよね!
ベースシストが演奏で必要なもの〜まとめ〜
今回は「ベースに必要なもの10選」ということで紹介しました。
家で弾くだけなら、
・ベース
・チューナー
・YouTube検索
を用いれば、だいたい練習できるかなと思います。
しかし、ゆくゆくはバンドを組んでスタジオやライブハウスで演奏をしていただきたいわけです。
なのでここに、
・シールド
・ストラップ
・メトロノームでリズム強化
・教則本&DVDを読みまくり見まくって
・セミハードケースに楽器を入れて
ライブハウスでドカンと一発弾けて欲しいのです!
そして、4年後にはエフェクターを使いこなしていることでしょう♪
見えてきた!
いや〜楽しみです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後にもう一つ必要なモノを紹介します。
それは「情熱」です。
ベースに対して、
音楽に対して、
これから出会う仲間に対して、
情熱を持ち続けてください。
情熱を持ったアーティストになってくださいね。
「全てはそこから始まるはずさ」
それではまた次回お楽しみに〜♪
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