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ベース用ステンレス弦の紹介・ニッケル弦との違い〜試奏音源♪〜

弦・アクセサリ
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ゲンゴ郎
ゲンゴ郎

今日はステンレス弦の紹介をするよ♪

へいじ
へいじ

ステンレス製の特徴や音を知りたいね!

この記事でわかること
ステンレス弦の特徴
ニッケル弦との違い
ステンレス弦の音(演奏音源あり♪)
オススメのステンレス弦2選

今回は「ステンレス弦」の紹介です。

弦の素材には「ニッケル製」と「ステンレス製」があり、それぞれ違った特徴を持っています。

ニッケル弦との比較もしながら解説していきます。

その他オススメの弦はこちらの記事で紹介しています→【演奏音源で選ぶ】おすすめのベース弦の紹介〜音と写真でチェックしよう♪〜

記事の前半でステンレス弦の知識
記事の後半でステンレス弦とニッケル弦の音の比較を視聴

以上の内容で進めて参ります。

それでは今日も行ってらっしゃい♪

ステンレス弦について

ベースの弦の素材は「ニッケル」と「ステンレス」という2つの素材があります。

この他に弦の素材は、合金製のモノやブラックナイロンなどがありますが、主に使われる素材はニッケルステンレスです。

弦の種類について詳しくはこちらの記事で解説→【知りたい!】ベース弦の構造と選び方〜イラストでチェック〜

素材について

ステンレスは「」と「クロム」という素材を合わせて作られる合金です。
(素材の強度を増すために合金にしている)

名前の通り「Stainless」→「Stain=汚れ」「Less=ない」
汚れない弦」「サビにも強い弦」です。

非常に丈夫でいろんな製品に使われています。


ステンレス製の、、武器?防具?(笑)

へいじ
へいじ


勇者は描きたかっただけ、、(笑)

ステンレスの表記(パッケージ)

弦を購入するときはパッケージの表記を覚えておきましょう。
ニッケル」と間違えないように!

パッケージには「Stainless Steel」「Stainless」と表記されています。

ニッケル製は「Nickel」「NICKEL」と表示されます。

ニッケル製とステンレス製の違い

ニッケル
ベースの弦で一番多く使われる素材
買いたてのベースは、ほぼニッケル製が張ってある
音はステンレス製より落ち着いたトーン

ステンレス
「鉄」と「クロム」という素材を合わせた「合金」
音はニッケルよりギラギラしたトーン
手触りはザラザラ
(数ヶ月でザラザラ感はなくなる)

へいじ
へいじ

ステンレスでスラップすると気分がいい

ゲンゴ郎
ゲンゴ郎

ニッケルとの一番の違いはギラギラした音色だね♪

ステンレス弦のザラザラした手触りを解消!

へいじ
へいじ

ステンレス製のザラザラした手触りって、初めは慣れないんだよね。

ステンレス弦の手触りはニッケル弦に比べるとザラザラします。

「ちょっと弾きにくい、、」と感じたら?

その対処法に「指板潤滑剤」を使うという手もあります。

「スプレータイプの缶」が楽器屋さんに並んでいます。

・スムースフィンガー
・フィンガーイーズ

という名前で売られているので、ゲットしましょう!

AriaProⅡ SF-8 スムースフィンガー
created by Rinker
TONE Finger-ease フィンガーイーズ
created by Rinker

使用上の注意
楽器に直接吹きかけないようにする
クロスに拭きかけえて弦に馴染ませる
効果がずっと持続するものではなく、ザラつきが戻ればまた馴染ませる必要がある

へいじ
へいじ

これでザラつきは解消されるね!

ゲンゴ郎
ゲンゴ郎

ステンレス弦に限らず、ニッケル弦でも手触りは滑らかになるね!

※手触りがツルツルのフラットワウンドやハーフラウンドという種類の弦もあります(ご参考までに)


さて、準備が整ったということで、ここからおすすめのステンレス弦を紹介します。

演奏音源でその音をチェックしましょう♪

使用するベースは「YAMAHA BB424」で統一しています。
弦のゲージ(太さ)も「45・65・85・105」で同じにしました。

それでは音をチェック!
↓↓↓

おすすめのステンレス弦①:DR(ディーアール)/ HI-BEAMS Round Core

DR/ HI-BEAMS
黒地に黄色で「DR
このパッケージは印象的!

特徴
ザラザラした手触り
ラウンドコア」という芯線が丸いタイプ
ラウンドコアはテンション(弦のハリ)が少しゆるいので押さえやすい印象
・マーカスミラーのシグネイチャーモデルも発売されている

ラウンドコアについてはこちらの記事で解説しています→【知りたい!】ベース弦の構造と選び方〜イラストでチェック〜

ゲンゴ郎
ゲンゴ郎

それじゃぁ、DR弦の音を聞いてみよう

DR/ HI-BEAMS演奏音源♪

使用ベース
YAMAHA/ BB424

ゲージ
45・65・85・105

奏法
「指弾き→ピック弾き→スラップ(チョッパー)→指弾き→マーカスフレーズ」の順で演奏♪

DR/ HI-BEAMS
※マーカスフレーズは「POWER」という曲のイントロ
ゲンゴ郎
ゲンゴ郎

アタックのゴリってした感じがいいね♪

へいじ
へいじ

指弾きもゴリッとしてるのは驚き!

あとは、弦のテンションはゆるくて押さえやすかった!


DR弦は、張ってから1年後も音はギラギラしてました
※弦の劣化は使用頻度にもよるので注意

おすすめのステンレス弦②:Dunlop(ジムダンロップ)/ Marcus Miller Super Bright Bass Strings Set

Dunlop(ジムダンロップ)/ Marcus Miller Super Bright Bass Strings Set

特徴
マーカスミラー監修の弦
スラップサウンドはかなりブライト
手触りはザラザラ
ハイもローもしっかり出るドンシャリサウンド

Jim Dunlop/ DBMMS45105 Marcus Miller Super Bright Bass Strings
created by Rinker

この他のモデルで、ベーシスト「日向秀和(ひなっち)」さんのシグネイチャーモデルも発売されています。
こちらはニッケル製の弦。

JIM DUNLOP ( ジムダンロップ ) / HZBN45105 日向秀和 シグネチャー ベース弦
created by Rinker
ゲンゴ郎
ゲンゴ郎

マーカスサウンドが聴けるかな?

気になる音は?

Dunlop(ジムダンロップ)/ Marcus Miller Super Bright Bass Strings Set演奏音源♪

使用ベース
YAMAHA/ BB424

ゲージ
45・65・85・105

奏法
「指弾き→ピック弾き→スラップ(チョッパー)→指弾き→マーカスフレーズ」の順で演奏♪

Dunlop(ジムダンロップ)
へいじ
へいじ

ギラギラトーンってのはこのこと!
ハリのあるスラップサウンドが作れる!

ゲンゴ郎
ゲンゴ郎

ダンロップの弦は「ヘックスコア」だからDR弦に比べるとハリが強いんだね♪

ヘックスコア:芯線の部分が六角形の弦
ヘックスコアについてはこちらの記事でも解説しています→ベース弦の構造と選び方〜イラストでチェック〜

ステンレス弦とニッケル弦を比較してみる

弦の素材で紹介した「ニッケル製の弦

ベースの弦に使われる素材としては「ニッケル」の方が多いと思います。

では、このニッケルとステンレスの弦は音に違いがあるのでしょうか

2つの音の比較をしてみます。

先ほど紹介した「DR弦」「Dunlop弦」の音源と「ニッケル弦の音源」を3つ並べて聴き比べてみましょう♪

ニッケルの比較には「ダダリオ」の弦を使用します。

ダダリオ/ EXL165 NICKEL WOUND
素材】ニッケル
ゲージ】45・65・85・105

ダダリオ弦の紹介はこちらの記事でもしています→【弦のサウンド試聴】ベース初心者におすすめ〜ダダリオ&アーニーボール〜


①ダダリオ/ EXL165 NICKEL WOUND
②DR/ HI-BEAMS Round Core
③Dunlop/ Marcus Miller Super Bright Bass Strings Set


奏法は、
指弾き→ピック弾き→スラップ(チョッパー)→指弾きの順で演奏♪

ダダリオ/ EXL165
DR/ HI-BEAMS
Dunlop/ Marcus Miller Super Bright
ゲンゴ郎
ゲンゴ郎

ダダリオは、低音から高音まで安定して出る音♪

へいじ
へいじ

ニッケルの弦はオールマイティに対応できるね!

ゲンゴ郎
ゲンゴ郎

ドンシャリ感を強調したい時はステンレス弦だね♪

へいじ
へいじ

ニッケルとステンレスの弦を張ったベースを2本用意しよ!(笑)

ニッケル
・音域・・・低音域〜高音域まで安定
・手触り・・・ステンレスより滑らか
・おすすめ奏法・・・指弾き
・おすすめジャンル・・・ポップス、ジャズ、ラテン、ファンク、レゲエ

ステンレス
・音域・・・低音域と高音域が出るドンシャリ
・手触り・・・ザラザラした感触
・おすすめ奏法・・・スラップ、ピック弾き
・おすすめジャンル・・・ロック、スラップファンク、フュージョン

スラップについて詳しくはコチラの記事で→スラップ奏法の解説・演奏音源♪

オススメのピック紹介はコチラの記事で→ピックの選び方・オススメ紹介♪

ベース用ステンレス弦の紹介〜まとめ〜

今回は「ステンレス製の弦」の紹介でした。

ステンレス弦の特徴
手触りザラザラ
スラップのバキバキしたサウンド
指弾きでもゴリゴリする
ブライトな音
Dunlopはアーティストモデルもあり

ザラっとした手触りも数ヶ月でなくなるので、さほど問題ないです。
ザラつきが気になる時は「指板潤滑剤」の使用もありですね!

音に関しては、やはりスラップのバキバキしたサウンドが印象的

低音域と高音域が出る「ドンシャリサウンドが欲しい時」はステンレス弦で決まりです!

ニッケル弦との比較
ニッケルの落ち着いたトーンを好むベーシストも多いですね。

やはり、ステンレス用のベースとニッケル用のベースを2本用意しておくべきでしょうか?(笑)

あとは、今回ご視聴いただいた音で好みの音があれば、ぜひステンレス弦をご自身のベースに張ってみてください!

筆者は「ステンレス用のベース」を1本持ってます(笑)

初めて使ったステンレス弦は「DR HI-BEAMS」でした。

マーカスミラーの音を探していた時期で、

使った瞬間「これだ〜!」と。

しかし、肝心のテクニックがついて行かず、、

まぁ、弦だけではマーカスミラーにはなれませんので、
練習あるのみ!

でも、気分はステンレス弦でマーカスミラー!!

それではまた次回お楽しみに〜♪

ステンレス弦以外のアイテム

ステンレス弦以外の弦も紹介します。

定番のダダリオ弦&アーニーボール弦

ダダリオ弦とアーニーボール弦のオススメ→【弦のサウンド試聴】ベース初心者におすすめ〜ダダリオ&アーニーボール〜

コーティング弦〜エリクサー&クリアトーン〜

コーティング弦のオススメ→【手触りなめらか】コーティング弦2選〜エリクサー&クリアトーン〜音源視聴♪

上品なサウンド〜リチャードココ&ゲンゲン〜

リチャードココGENGENのオススメ→【新規参入!】ベース弦2選リチャード・ココ & KenKenのGenGen〜音源&写真でチェック〜


んじゃまたね!




著者
heymusic

【著者プロフィール】
和山へいじ 1984年 京都府出身
音楽家、画家。
演奏楽器:ベース、ギター、ウクレレ。
15歳から音楽活動を始め、22歳でヤマハ講師の資格を取得し後進の指導にあたる。
数々のレコーディングやアーティストのサポートなど活動は多岐にわたる。
2014年に自身のオリジナルアルバム”Heymusic&Associates”をリリース。
2018年には画家として個展を開く。

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