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すのこ型エフェクターボードの使い方を解説〜おすすめGHOSTFIREのレビュー〜

弦・アクセサリ
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へいじ
へいじ

すのこ型エフェクターボードを使ってエフェクターボードを構築してみたよ!

タッくん
タッくん

すのこ型を使うと配線がしやすメリットがあるね♪

今回は「すのこ型エフェクターボードの紹介」です!

筆者自身、今まで”すのこ型”を使ったことがなかったのですが、エフェクターボードを組み直す機会があり使ってみると「すごく便利〜♪」でした!

この記事では筆者が使用したすのこ型ボードを使って使い方を紹介します。

今回のポイント
すのこ型エフェクターボードとは?
すのこ型のメリット&デメリット
すのこ型の使い方/配線
すのこ型ボード”GHOST FIRE”の紹介

記事の前半:すのこ型エフェクターボードについて解説
記事の後半:すのこ型エフェクターボードの使い方を解説

筆者はベーシストなのでベースエフェクターで構築しますが、ギターエフェクターでも使い方は同じです。

皆さんのボード構築のお役に立てれば幸いです♪

GHOSTFIRE/ すのこ型ボード 43cmx31cm
created by Rinker

すのこ型エフェクターボードとは?

エフェクターターボードにはいくつか種類があり、その中の一つに「すのこ型ボード」があります。

すのこ型ボードの特徴
②その他のボード

①すのこ型ボードの特徴

「すのこ型ボード」って何?

[特徴]
軽い
裏面にケーブルの配線ができる
傾斜がありエフェクターが踏みやすい

へいじ
へいじ

見た目が”すのこ”みたいだからすのこ型と呼ばれるんだね!
外国では何て呼ばれているんだろう?

②その他のエフェクターボード

すのこ型の他にも種類があります。

一般的なものは「ハードケース型

少し柔らかく軽い「ソフトケース型

タッくん
タッくん

ハードケースが一番強度が高いね!
その分、重たいけど。

すのこ型エフェクターボードのメリット&デメリット

すのこ型の便利なところはどこでしょうか?
メリットとデメリットを紹介します。

すのこ型のメリット

[メリット]
軽く持ち運びやすい
配線がしやすい
省スペース化ができボードサイズを小さくできる
パワーサプライを裏面に配置できる
傾斜がありエフェクターの操作がしやすい

へいじ
へいじ

ケーブル類を裏通しするとエフェクター同士の間隔が狭くできてボードサイズも小さくてできるってことね!

ハードケースタイプに比べると配線がスッキリしていること気づきます。

写真右:すのこ型

すのこ型のデメリット

[デメリット]
ハードケースに比べ強度が低い
キャリーケースが外からの衝撃に弱い

外からの衝撃対策も後ほど紹介します。

タッくん
タッくん

強度はハードケースに負けるけど、今のところ問題ないから気にしてないけどね♪

仮にボードが破損するなどのトラブルがあったとして「どんな使い方をしているのか?」って話になるので、普通に優しく使ってください。

すのこ型ボード〜GHOSTFIRE〜

今回使用するすのこボードを紹介します。
GHOSTFIRE(ゴーストファイヤー)」

モデル詳細/特徴
付属品

①モデル詳細/特徴

[詳細]
●サイズ:43cm(よこ)x31cm(たて)
●重さ:1.25kg
●価格:7,590円
●キャリングバック付き(肩掛けストラップ)

[特徴]
軽量化されたボード
傾斜がありエフェクターが踏みやすい設計
裏面に配線ができる
サイドポケットに譜面やシールド類も収納できる

②付属品

作業に入る前に付属品をチェックしましょう。

ボード
マジックテープ(オス/メス)
結束バンド(大/小)
マウントベース
フットパッド
ショルダーストラップ

へいじ
へいじ

モデルによって付属品は違うけど、
マジックテープは大体付属しているかな。
ボード側にマジックテープのメスが貼られたモデルもある

その他有名なメーカーは「PEDALTRAIN(ペダルトレイン)」「PLAYTECH(プレイテック)」

すのこ型エフェクターボードの使い方

ここから実際にすのこボードを使ってエフェクターボードを組んでみます。

使用モデルは先ほど紹介した「GHOSTFIRE(ゴーストファイヤー)」

GHOSTFIRE/ すのこ型ボード 43cmx31cm
created by Rinker

[手順]
エフェクターの配置を決める
ボードにマジックテープのメスをはる
エフェクターにマジックテープのオスをはる
裏面にパワーサプライを固定
エフェクターをボードに固定する

タッくん
タッくん

前半は、ボードにエフェクターとパワーサプライを固定する工程を解説しよう♪

①エフェクターの配置を決める

まずは固定せずに、
エフェクターの順番
操作しやすい配置
などを決めていきます。

タッくん
タッくん


この配置もいいけど、ラインセレクターは曲の間で操作するから後ろでいいかな♪
チューナー(右端)と、曲中で切り替えるオートワウ(BASSBALLS)を前に持ってきた!

[配置のポイント]
上段右端のブースターにベースを接続
ラインセレクターで分岐
ラインA:オートワウサンズアンプイコライザー
ラインB:チューナー

へいじ
へいじ

演奏中によく踏むエフェクターは前
常にONのエフェクターは後ろ
など、自分のスタイルで決めてOK!

②ボードにマジックテープのメスをはる

ボードに目ジックテープのメス(サラサラのやつ)を貼ります。

貼る前にクリーニングクロスなどでボードを綺麗に磨いておきましょう♪

エフェクターのサイズに合わせてメス側のサイズを変える場合もありますが、めんどうなので全体的に貼りました。

③エフェクターにマジックテープのオスをはる

マジックテープのオスはエフェクターに貼ります。

裏面全部でもいいですが、メス側に当たるところだけ貼ってもOKです!

④裏面にパワーサプライを固定

すのこ型のメリットに「裏面にパワーサプライを配置できる」というメリットがあります。
これで表のスペースにかなり余裕ができます♪

と、ここで不具合が!

裏面のボード枠に段差があり、パワーサプライからDCケーブルが配線できない!?

へいじ
へいじ

上げ底が必要になったから、100均で上げ底になるようなものをゲット!

これで段差を解消できました。
自分でひと工夫するのもボードを組む楽しさです♪

タッくん
タッくん

困ったときは100均に行けば何かあるね♪

あとは結束バンドでグルッと結んで完了!

へいじ
へいじ

結束バンドは100均で大量に売ってるからなくなっても安心♪
1本1円。

⑤エフェクターをボードに固定する

マジックテープが貼れたら、ボードにエフェクターを固定していきます。

この後のケーブルの配線も考えて、エフェクター同士を詰めすぎないように注意しましょう。

へいじ
へいじ

まぁ、最初の段階である程度ケーブルの配線を想定してエフェクターを並べるんだけどね。

ここまででエフェクターの配置が終わりました!

次はケーブル類の配線です。

すのこ型エフェクターボードの配線

エフェクターが並べられたらケーブル類を配線していきます。

配線するケーブルは2つ
①パッチケーブル:エフェクター同士をつなぐ
②DCケーブル:エフェクターにパワーサプライから電源を送る
※どちらを先に配線してもOKです!
ボードを傾ける
スイッチング&音出しチェック♪

①パッチケーブル

筆者の配線にはパッチケーブルソルダーレスケーブルを使用しています。

タッくん
タッくん

上段のエフェクターはパッチケーブルで配線
下段はソルダーレスケーブルで配線

[ケーブルを裏面に通す]
裏面を通せば表面のスペースを確保できるので便利ですね!

へいじ
へいじ

裏面の配線はすのこ型の大きなメリット!

タッくん
タッくん

配線のしやすさやスペースの確保を考えるとソルダーレスケーブルはおすすめ

②DCケーブル

パワーサプライからエフェクターに電源を供給するためにDCケーブルが必要です。

DCケーブルの配線をしてみましょう!

タッくん
タッくん

パワーサプライは裏面にあるから、配線も裏から通すよ!

[ポイント]
どの線がどのエフェクターにつながっているかメモしておく

へいじ
へいじ

トラブルがあった時にすぐ対応できるように、メモは大事!

配線はなるべく複数のケーブルが同じところを通るようにします。

タッくん
タッくん

DCケーブルは長さの違うものが売っているから、エフェクターまでの距離を測って選ぶといいよ♪

結束バンドとマウントベースで固定するとケーブルがフラフラしないので、おすすめ!

へいじ
へいじ


ソルダーレスケーブルとDCケーブルを一緒に束ねているよ!

筆者はパワーサプライに付属していたDCケーブルを使用したので、長さが全部同じでした。
少し配線しにくかったです。。。

DCケーブルは、15cm, 30cm, 45cmくらいを使い分けるのをおすすめします。

③ボードを傾ける

配線が終われば「ボードを傾けてエフェクターが落ちないかチェック

マジックテープがしっかり固定されていたら落ちないので、怖いけど傾けて確認しましょう!

タッくん
タッくん

持ち運んだ時ケースの中でエフェクターが崩れ落ちるから、ちゃんとチェックしよう!

④スイッチング&音出しチェック♪

最後はスイッチングの確認と音出しチェック♪

タッくん
タッくん


エフェクトの切り替えができるかチェックしよう!
靴も履き替えて、プロ根性を見せて(笑)

音出しチェック♪
GHOSTFIRE/ すのこ型ボード 43cmx31cm
created by Rinker

すのこ型ボードの強度を増す

エフェクターボードはハードケースが使われることも多いですが、強度の面で丈夫な作りなので。

すのこ型ボードは、外からの衝撃という面ではハードケースよりおとる部分があります。

筆者のボードには
①クッションで衝撃から守る
②スポンジを詰める

という衝撃対策をしています。

①クッションで衝撃から守る

表面にエアパッキンや毛布をかぶせて衝撃に備える!

タッくん
タッくん


商品を購入した時に入ってたエアパッキンを再利用できるね♪

②スポンジを詰める

ボードを入れるケースの端っこにスポンジを詰めて横からの衝撃に備える!
100均のスポンジで問題なし♪

へいじ
へいじ

キャリーに乗せて運ぶ時、下側になる方にスポンジを詰めておくんだ!

持ち運びは「マグナカート」というキャリーをしようしています。

MAGNA CART(マグナカート)/ 折りたたみキャリーカート
created by Rinker

ボード構築はマニュアルがない世界なので、これが正解ってことはないです。

だから楽しいんですよ!
アイデアは100均にある?

すのこ型エフェクターボード〜まとめ〜

ということで「すのこ型エフェクターボードの紹介」でした!

すのこ型は今まで使ったことがなかったのですが、メリットがたくさんありましたね♪

[メリット]
軽量ボード
裏面に配線できる
傾斜のあるボードでエフェクターが踏みやすい

中でも、裏面に配線ができるのはボードの省スペースには欠かせない要素でした。

[衝撃の緩和]
外からの衝撃に対しては、ハードケースが丈夫ですが、筆者はエアパッキンやスポンジで衝撃の緩和をしています。

特に持ち運びでのトラブルはないので、この対策で大丈夫ですね♪

[DIYで工夫]
ボード構築は自分で好きにできるところが楽しいところであり、迷うところでもあります。

筆者の制作過程で、上げ底が必要になり、100均で上げ底になりそうなものを探しました。
「これで良かったのか?」はわかりませんが、無事にボードが完成しているってことは問題ないのだと思います。

今回、何かと100均にお世話になりました。
困ったら100均はありですね♪


ってことで、「すのこ型ボードはいいよ〜♪」

「エフェクターボードはハードケース」

この固定概念が覆った!

すのこ型の良さ。
配線、省スペース、軽量。

そして、100均の便利さ。


また会おう♪

著者
heymusic

【著者プロフィール】
和山へいじ 1984年 京都府出身
音楽家、画家。
演奏楽器:ベース、ギター、ウクレレ。
15歳から音楽活動を始め、22歳でヤマハ講師の資格を取得し後進の指導にあたる。
数々のレコーディングやアーティストのサポートなど活動は多岐にわたる。
2014年に自身のオリジナルアルバム”Heymusic&Associates”をリリース。
2018年には画家として個展を開く。

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弦・アクセサリエフェクター
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