
初ライブの日に、リハーサルでチューニングするのを忘れて、怒られた。。
チューニングは、演奏前に必ずしよう!!
今日は、演奏前にするべき最も大事な「チューニング」について解説したいと思います。
自分だけ音がズレていては、バンドのアンサンブルは成り立ちません。
この機会にチューニングのやり方を覚えましょう!
【この記事はこんな人にオススメ】
・チューニングって?
・チューニングのやり方がわからない?
・どうも音程が合わない
・チューニングがめんどくさい方
以上の内容で進めてまいります!
それでは今日も行ってらっしゃい♪

記事の前半は「チューニングの知識」
記事の後半は「チューニングの実践」
でいきましょうね〜

知識と経験で、誰でも簡単にできるよ!
ベースのチューニングとは?
【チューニング】
・楽器の音程を正しく合わせること。
【チューニングに使うアイテム】
・チューナー
・音叉
・ピッチパイプ
・絶対音感 (筆者はありません)

今回は「チューナーを使ったチューニング」をしていきます。
チューナーの種類の解説はコチラの記事で→ベースのチューナー4種類を紹介〜写真でチェック〜
ベースのチューニングの前に音程について知ろう!
「チューニングするぞ!」と言っても「どの音に合わせたらいいのか?」
まず、合わせるべき音程を知っておきましょう。
ベースの開放弦の音程
4弦ベースの開放弦は、
1弦:G(ソ)
2弦:D(レ)
3弦:A(ラ)
4弦:E(ミ)
となっています。
覚えるときは、4弦から「E→A→D→G」
「いーえーでぃーじー」と覚えましょう。

「いえでじっとしてる」と覚えてもいいですね〜

「家でジっとしてる」。。
↑
こんな時代、嫌だね〜

5弦ベースと6弦ベースは?
5弦ベースや6弦ベースを使うベーシストも増えています。
これらの音程も知識として知っておきましょう。
【5弦の場合】
4弦の「E→A→D→G」に太い弦が足されます(写真)
音程は「B」です。
5弦目から「B→E→A→D→G」
【6弦の場合】
5弦の「B→E→A→D→G」に細い弦が足されます(写真)
音程は「C」です。
6弦目から「B→E→A→D→G→C」


5弦ベースは「低い音(B)」が足されて、
6弦ベースは「低い音(B)と高い音(C)」が足されるんすね〜
ベースのチューニングに必要なもの
チューニングがやりやすい方法としてチューナーを使うことがオススメ。
チューナーには、いくつか種類があります。
詳しくはコチラで解説しています→チューナーの種類4つ紹介
【クリップ型】
ベースのヘッド部分につけるタイプ
【ペダル型】
シールドをつないで使うタイプ
【カード型】
シールドをつないで使うタイプ
【ラック型】
アンプの上にセットして使うタイプ


僕はクリップ型を使っているよ。
手軽だからね。
「クリップタイプ」以外は全てシールドが必要になるので、シールドを1本用意してください。
オススメのシールドはコチラ→【ベースとアンプをつなぐ】おすすめシールド5選〜写真でチェック〜
チューナー内蔵のマイクで音を拾う場合は「アンプが必要」です。
アンプの紹介はこちらの記事で→【音源比較】小型ベースアンプのおすすめ6選〜自宅練習はこれ!〜
メーターの見方〜左・右・真ん中〜
弦を弾くと「音程を示すメーター」と「アルファベット」が表示されます。
音程はメーターが画面の、
・真ん中にきたら音程が合っている
・左にあると音程が低い
・右にあると音程が高い

アルファベットは、
「E」「A」「D」「G」と表示されます。
↓

※「D」の表示が小文字の「d」のタイプもある。
メーターの見方が分かれば、どのタイプのチューナーを使ってもチューニングは出来ます!
ペグがどの弦につながっている?回す方向は?
音程がズレている時は、ペグを回して合わせます。
ペグについて詳しくはコチラの記事→【楽器を知る!】エレキベースの各パーツについて〜写真で解説〜
・ペグがどの弦につながっているかをチェック!
・ペグの回す方向を覚える!
↓

ペグが両側に付いているベース
メーカーによち、ペグが片側にあるタイプと両側にあるタイプのベースがあります。
両側にあるタイプはペグを回す方向が逆になるので気をつけましょう。
↓


たまに逆巻きというのがあるよ!
これは写真のようになる。
↓

↑
ペグが両側にあるタイプは、どちらに回すかをちゃんと確かめましょう!
さぁ、ここからチューニングにチャレンジしていきましょう!
↓
チューニングのやり方〜4弦ベース〜
クリップチューナーを使う
ではここから実際にチューニングをしていきましょう!
「4弦ベースとクリップチューナー」を使ってチューニングします

使用するチューナーは「」
↓

チューナーをベースのヘッド部分につける
クリップチューナーはヘッド部分につけます。
付ける場所はどこでもいいですが「てっぺんかサイド」どちらかになると思います。
※ペグには付けないようにしましょう!


↑
メーターの画面が見えるように角度を調整しよう!
4弦から合わせる
合わせる弦の順番は?
「1弦から?」「4弦から?」
答えは「どちらからでもいい」ですが。
手前にある弦(4弦)から合わせていきましょう!(近いからです)
合わせる音は「E」です。
【手順】
・4弦の開放弦をひく
このときメーターの動きと表示されるアルファベットを見ます。
↓

↑
この場合、音程が「低い」ので、
・ペグを自分から見て向こう側へ回す。
↓


コツは「ゆっくり回す」ね!
一気に回すとメーターが振り切れてどの音程なのか分からなくなる。

あと、チューニングしてる時は弦の振動を止めないようにですね〜
振動が止まるとメーターが反応しませんからね〜
・メーターを真ん中に合わせると音程が合う
・両サイドに矢印が出るとOK!
↓

音程が高い時の注意!
音程が高い時は、ペグを逆に回します。
↓

音程が高いときのポイントをまとめておきましょう!
↓


ペグは巻き上げることでガシッと噛み合う仕組みになっているんだ。
だから音程が高い時は、一度下げるんだね。

下げてくるだけでは、ペグが噛み合わずに下がりやすい状態ということですね〜

ポイントは「いったん下げる。そして上げる」ね!
4弦目ができれば後は同じやり方で
1本チューニングのやり方が分かれば、後は同じです。
①3弦の開放弦をひく
↓
②「アルファベットの表示」と「音程が上か下か?」を確認
↓
③ペグを回して調整(弦は振動させた状態で)
注) 音程が高い場合は「下げてから、上げる」
これだけです!


※画像は「音程が高い場合」の例です。

とても簡単ですね〜

「メーターの見方」と「ペグを巻く方向」が分かっていたら、すぐできるね!
その他のチューニングのやり方「ペダル型」&「カード型」
ほかのチューナーを使った時も紹介します。
と言ってもチューニングのやり方は同じです。
違いは、
・ベースとチューナーをシールドでつなぐ

後の手順は同じように、
①弦を弾く
↓
②音程が上か下かメーターで確認
↓
③ペグを回して調整
この手順さえできれば、チューナーの使い方はどれも同じです。
表示されるアルファベットの形などに違いはありますが、ご自身のチューナーを見て覚えていきましょう!


ペダル型は「エフェクタータイプ」とも言います。
オススメのエフェクターはこちらの記事で→【演奏音源で選ぶ】ベース用オススメ“歪み系”エフェクターの紹介〜低音だって歪みたい〜
ベースのチューニングのやり方〜まとめ〜
今回は「チューニングの合わせ方」について解説してきました。
チューニングは楽器の演奏する前の一番大事な仕事ですからね!
チューナーの表示とペグの回す方向さえわかれば、誰でも簡単にできることが分かったと思います。
筆者はクリップチューナーを使っています。
理由は手軽に持ち運べるからです。
エフェクターなどを多く使う時は、ペダル型を一緒に組み込むこともありますが、クリップチューナーは常に持っています。
みなさんもクリップチューナーを1つ持っておくと便利です。
その他「ハーモニクス」を使ったチューニングもあります。
詳しくはこちらの記事で解説しています→ハーモニクス奏法の解説♪

冒頭にも言いましたが、
筆者は、
初ライブの日、リハーサルでチューニングをしていなくて、、
「ベースの音、、合ってるか?」と言われ、
あわわわ!!!でした。。
「チューニングはまず初めに!」ですね!
それではまた次回お楽しみに〜♪
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