ベース用シールドおすすめ7選〜長さ・値段・違いをチェック!〜

弦・アクセサリ

※English article is here→Recommend Cables

へいじ
へいじ

シールドは今までいろいろ使ってきたよ!
初心者セットのモノから1万円を超えるモノまで!

この記事はこんな方にオススメ
どんなシールドを選べばいいの?
シールドってどれも一緒でしょ?
ノイズが出てきたから買い換えよう!
シールドの構造を知りたい
オススメのシールドを7つ紹介

今回は「おすすめのシールド5選」という事で定番のシールドをご紹介します。

シールドの知識も合わせて解説するので、是非この機会に学んでみましょう!

記事の前半では「シールドの選び方
記事の後半では「オススメのシールドを7つ」紹介
今すぐオススメのシールドを見たいときはコチラ→オススメシールドの紹介♪

今回紹介するシールドはコチラのラインナップ

画像タップで商品紹介へ♪
メーカー価格帯
CANARE
(カナレ)
3m
1,680円〜
BELDEN
(ベルデン)
3m
4,000円〜
MONSTER CABLE
(モンスターケーブル)
3.6m
5,280円〜
Live Line
(ライブライン)
3m
3,000〜4,000円前後
EX Pro
(イーエックスプロ)
3m
4,680円〜
FENDER
(フェンダー)
3m
1,380円〜1,760円
Providence
(プロビデンス)
3m
5,000円〜

それでは今日も行ってらっしゃい♪

ベース用シールドの選び方〜構造・形・長さ〜

最初に「良いシールド」を選ぶために、シールドについて知っておきましょう!

正式には「シールド・ケーブル」といいます。
ケーブル」という人もいるので、どちらの言い方も覚えておきましょう(ここでは「シールド」で統一)

シールドの役割

役割
ベース(楽器)とアンプをつなぐ
ベースとエフェクターをつなぐ
エフェクター同士をつなぐ

へいじ
へいじ

エフェクター同士をつなぐシールドは「パッチケーブル」という10cmくらいの短いシールドを使うよ!

おすすめのベース用エフェクターはコチラ→【新旧サウンド比較】サンズアンプの使い方〜イラスト&音源でチェック〜

アンプについてはこちらの記事で→【音源比較】小型ベースアンプのおすすめ6選〜自宅練習はこれ!〜

シールドの構造

構造
導線(中心の線)の周りをシールド(盾)で覆って、その上からビニールを巻いた」構造。

楽器などに差し込む部分は「コネクター」という。

※写真はコネクターを外して、シースをはがしています。
マメスケ館長
マメスケ館長

構造については、なんとなく知っておけばオッケーですね〜♪

へいじ
へいじ

僕も詳しくは知らないけど「導線が中にあるんだ」くらいは知ってる。

コネクターの型

コネクター」とは、シールドの先っぽの部分

その型は
 ↓
ストレート型(S型)
L字型(L型)
の2種類あります(写真)

楽器の形状やエフェクターの配置によっても必要な型は変わってきます。
「ストレート型」に比べると「L字型」は値段が少し上がる。

初めは、ストレートを選べば大丈夫です。

へいじ
へいじ

コネクターの型の組み合わせは、いろいろあるね!

マメスケ館長
マメスケ館長

・両側がストレート
・両側がL字
・片方がストレートで片方がL字
の3種類ですね〜

アルファベットの表示を覚えましょう。

「SS」=ストレート&ストレート

「SL」=ストレート&L字

「LL」=L字&L字

ジャックの型の注意点 (L字型使用の場合)

ジャックの型での注意点

L字タイプがささらないベースがあるので、選ぶときは自分のベースに合うかを確認しましょう!


※インプット部分がくぼんでいるベースは刺さらないから注意!

メーカーによって音に違いが出る

数多くのメーカーからシールドが発売されていますが、

メーカーによって音の違いはあります。

低音が持ち上がる
すべての音域が均等に出る
中域にクセがある
シャキッとした感じ

などなど、それぞれに個性があります

※良い悪いではなく「音の違いは個性」です。

シールドの固さ

音に直接は関係ないですが「シールドの固さ」の違いもあります。

・柔らかく取り回しがしやすい物
・硬く頑丈に作られている物

があります。

エフェクターなどをつなぐ短いシールド(パッチケーブル)は、柔らかい方が使いやすいです。

あとは好みでオッケーです!

シールドの長さ

シールドの長さは「ある程度の余裕があった方がいい」かと思います。

目安は

3m→家で使う
5m→ライブハウスなら充分な長さ
7m→ステージの立ち位置から反対側まで移動できる
10m→ホールクラスのステージで動ける

だいたいこんな感じです。

へいじ
へいじ

3mはライブで使うには少し短い
でもエフェクターを間にはさむなら、3mが2本あればOK!

ということで基本は5mですね!

マメスケ館長
マメスケ館長

どんな長さでもクルッと巻けばギグケースに入るので持ち運びは楽にできますよ〜♪
長くなればそれだけ重くなりますが、、

安すぎるシールドはノイズが出る!

初心者セットについてくるシールドはかなりお安いシールドがほとんどです。

つないで音は出るが、ノイズも出てしまうことが多いので注意が必要です。

1,000円以下のシールドはおすすめできません。


それではここから「おすすめのシールド」を紹介していきます!

紹介するシールドは筆者が使った経験のあるシールドですが、10年以上使っても不具合なしです!

※「価格」については、店頭価格やネット価格、セール価格で前後するので、目安ということで参考にしてください。

ベース用おすすめシールド①カナレ(CANARE)

CANARE(カナレ)

「迷ったらこれで間違いない!」くらいの定番シールドです。

特徴
すべての音域が均等に出る(クセがない・フラットな音)
柔らかいので取り回しがしやすい
10年以上使って一度も不具合がない
ギターでも定番のシールド
お手頃価格

価格
3m:1,600円〜3,000円くらい
5m:2,640円〜

オススメはコチラ

CANARE PROFESSIONAL CABLE 3m
created by Rinker
CANARE PROFESSIONAL CABLE 5m
created by Rinker
へいじ
へいじ

僕はカナレを基準に音を作るようにしているよ!

マメスケ館長
マメスケ館長

基準がわかってから音の加工などすると良いですね〜

ベース用おすすめシールド②ベルデン(BELDEN)

BELDEN(ベルデン)
コチラはアメリカ産のシールド。

アメリカの定番になっているそうです。

特徴
中域低域が出る太い音
プロベーシストが多数使用する
シールドの固さは少し固め

価格
3m:3880円〜5,000円くらい
6m:6,380円〜1万円くらい

※タイプにより価格は異なる

オススメはコチラ

BELDEN ベースシールド #8412 5M SS
created by Rinker


商品ページは「ギターシールド」となっていますが、ベース用で使えます。

歪み系のエフェクターとも相性バツグン!

歪み系エフェクター」の参考記事はこちらです→【演奏音源で選ぶ】ベース用オススメ“歪み系”エフェクターの紹介〜低音だって歪みたい〜

ベース用おすすめシールド③モンスターケーブル(MONSTER CABLE)

MONSTER CABLE(モンスターケーブル)
高級ケーブルメーカーのベース用シールド。

特徴
音に厚みが出る
エフェクターを使用しても音の劣化がない
音域が均等に出る
モンスターという名前に惹かれる(笑)

「ベルデン」同様にエフェクターを繋いでも音の厚みは損なわれない【新旧サウンド比較】サンズアンプの使い方〜イラスト&音源でチェック〜

価格
3.6m:3,300円〜8,250円くらい
6.4m:3,850円〜10,450円くらい

オススメはコチラ

MONSTER CABLE (モンスターケーブル) ベース用ケーブル 6.4m
created by Rinker

ベース用おすすめシールド④ライブライン(LiveLine)

日本製の定番シールド!

Live Line(ライブライン)】
ストラップなども充実しているメーカー
・エフェクター用のパッチケーブルも多数!

マメスケ館長
マメスケ館長

ライブラインは「スタンダードなシリーズ」と「ハイグレードなシリーズ」がありますね〜♪

LE-Stage Series〜LE・ステージ・シリーズ〜

コストパフォーマンスに優れたスタンダードなモデルです。

特徴
柔軟なケーブルで取り回しがしやすい
全音域をバランス良く出せる
高耐久性の国産プラグを使用
低価格で高品質
S型、L型も充実

価格
3m:2600円〜3,300円くらい

Live Line/ LE-Stage-Series 3m
created by Rinker
へいじ
へいじ

これは、カナレと同じくらい定番になっているシールドだね!

マメスケ館長
マメスケ館長

ライブラインはさらにグレードアップしたモデルもありますよ〜♪

Advance Series〜アドバンス・シリーズ〜

国産技術の粋を結集したハイブリッド・ケーブル。

特徴
音の方向性はLE・ステージ・シリーズと同じ
低ノイズなサウンドを実現する高級OFC銅芯線を採用
カラフルでステージ映えする
コネクターの色は全部で6色(サウンドはどれも同じ)

へいじ
へいじ

「緑好き」の僕は、このシールドを楽器屋さんで見つけて一目惚れ(笑)

マメスケ館長
マメスケ館長

3mは緑、5mはオレンジ、L型は青、みたいに色で判別できるようにするのもありですね〜♪

価格
3m:4,000円〜5,000円くらい
※SL型は少し高くなる

Live Line/ Advance Series(アドバンスシリーズ) 3m
created by Rinker

Innovation Series〜イノベーション・シリーズ〜

新感覚の「キル・スイッチ・システム

特徴
プラグを抜いた瞬間信号が切れる
アンプのスイッチやペダル音量などを下げる事無く、プラグを抜き差しできる
注意点は「キルスイッチプラグ」を楽器側に接続
「勿論音色はお墨付きですぞよ!あなたも一度体験してみてください!」byROLLY

へいじ
へいじ

ライブ中にプラグが抜ける事故が起こっても、「ブチッ」って音がならないんだね!

価格
3m:4,400円〜5,500円くらい

Live Line/ INNOVATION SERIES 3m
created by Rinker

その他、ライブラインからはエフェクター用のパッチケーブルも多数発売されています。

ベース用おすすめシールド⑤Ex-pro〜イーエクスプロ〜「プロ御用達!」

Ex-pro〜イーエクスプロ〜
コチラも使用アーティスト多数のシールド!

使用アーティスト一覧はコチラ→使用アーティスト


タイプは「FLシリーズ(青)」と「FAシリーズ(黄)」「PCRシリーズ(赤)」がある。

コネクターの色がタイプによって違う。

特徴 / FLシリーズ
FLシリーズは高域の音のヌケが良い
シールドが柔らかく取り回しがしやすい

特徴 / FAシリーズ
FAシリーズは中域がヌケる音
パワフル&ワイドレンジ
シールドは少し固く取り回しが難しい
エフェクターのノリも良い

特徴 / PCRシリーズ
シリーズの中で一番柔らかいシールド
ステージでは一番使いやすい
音の特徴はFLシリーズ(青)とほぼ同じ

3つのタイプの中では、FLシリーズ(青)が人気!

価格
「FLシリーズ」
3m:3,820円〜5,500円くらい
5m:4,860円〜6,413円くらい

「FAシリーズ」
3m:5,500円〜7,500円くらい
5m:6,680円〜8,800円くらい

オススメはコチラ

Ex-pro FL SERIES シールドケーブル FL-5LS 5m
created by Rinker
へいじ
へいじ

ExProは僕も愛用しているよ!

レコーディングでFAシリーズ
ライブでPCRシリーズを使ってる♪

マメスケ館長
マメスケ館長

ライブでは取り回しが楽なものを使いたいですね〜

FAシリーズはスラップ奏法のワインドレンジな音にオススメです!
スラップについて詳しくはコチラの記事で→スラップ奏法の解説・演奏音源♪

ベース用おすすめシールド⑥フェンダー(Fender)

世界を代表するベースメーカー「フェンダー」のシールド

コチラもいくつかシリーズがあるので紹介します。

Original Series〜オリジナルシリーズ〜

フェンダーならではのクラシカルなカラーリング。

特徴
横巻シールドとニッケルプレートコネクターの高耐久設計
スリムなシールドでステージ上で扱いやすい
フェンダーの中でもリーズナブルなエントリーモデル
カラーは3色(Fiesta Red, Daphne Blue, Surf Green)

価格
3m:1,380円〜1,760円

へいじ
へいじ

パッケージに表記されている「10ft」は「10フィート」の意味。
約3m」ということ。
15ft」は「約4.5m

Profesional Series〜プロフェッショナルシリーズ〜

「オリジナルシリーズ」のグレードアップモデル

特徴
基本的な仕様は「オリジナルシリーズ」と同じ
シールディング範囲:95%
低ノイズ
許容電流がオリジナルシリーズより大きい
ステージで光る「Glow in the Dark Cable」もオススメ!

マメスケ館長
マメスケ館長

「オリジナルシリーズ」と迷ったら「プロフェッショナルシリーズ」をオススメしますね〜♪


価格
3m:2,970円〜4,000円くらい

Fender/ PROFESSIONAL SERIES 3m
created by Rinker

Glow in the Dark Cable

Fender/ PROFESSIONAL SERIES Glow in the Dark
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へいじ
へいじ


暗い所で光るシールドはステージ映えするね!

ベース用おすすめシールド⑦プロビデンス(Providence)

Providence(プロビデンス)

使用アーティストもチェック→使用アーティスト一覧

特徴
中低域がよく出る
音痩せがない
ノイズが少ない
・パッチケーブルの種類が豊富

価格
3m:2,300円〜6,000円くらい
5m:2,780円〜7,000円くらい

オススメはコチラ

PROVIDENCE シールドケーブル LE501 5.0m S/L BK
created by Rinker
へいじ
へいじ

昔、安いベースにプロビデンスをつないだら、低音がグッと上がってびっくりした!

マメスケ館長
マメスケ館長

良いシールドで音が変わるということですね〜♪

シールドの収納に便利なツール

筆者がシールドの収納に使っているのが「ポールハンガー」です。

インテリア用の「帽子かけ」にシールドをかけています。
※名称は「ポールハンガー」「ハンガーラック」「帽子かけ」など

マメスケ館長
マメスケ館長

これで場所を取らずにシールドが収納できますね〜♪

たくさんのシールドを積み上げて収納すると、必要なモノを取り出すのがめんどう、、

へいじ
へいじ

ポールにかけておくと取り出しやすい
なんせ数が多いから、、(笑)

オシャレにシールドを収納してみてください♪

ポールハンガー/インテリア雑貨
created by Rinker

ベース用おすすめのシールド〜まとめ〜

今回はオススメの定番シールドを紹介しました。

音域が均等に出る「カナレ
アメリカの定番「ベルデン
音の厚みを狙いたいなら「モンスターケーブル
多彩なラインナップの「ライブライン
使用アーティスト多数で種類も豊富な「Ex-pro
カラフルでリーズナブルで低ノイズな「Fender
激安ベースも生まれ変わる「プロビデンス

良い音を作るためにシールドにもこだわりたいですね!

気になるシールドが見つかったでしょうか?
ぜひ、極上の1本ゲットしてください!
(2本くらい持っていても良いです笑)

1000円以下の安すぎるシールドは注意!
やはり値段で音の劣化は出てしまいますね。。

とりあえず、迷ったら「カナレ」で問題なし!

その他、ベーシストに必要なアイテムも集めて最強装備をしましょう!


オススメのベース紹介はコチラ

バッカスベースの紹介
フジゲンベースの紹介
スターリンベースの紹介
初心者にオススメのベース紹介
ぼっちざろっくをやるならこれ!
G&Lベースの紹介

シールドは人間でいう「血管」みたいなモノ。

ここが悪いと「栄養が全身に行き渡らない」

楽器も同じで「シールドが悪いと音は響き渡らない」

健康的なシールドを使いましょう!


それではまた次回お楽しみに〜♪

著者
heymusic

【著者プロフィール】
和山へいじ 1984年 京都府出身
音楽家、画家。
演奏楽器:ベース、ギター、ウクレレ。
15歳から音楽活動を始め、22歳でヤマハ講師の資格を取得し後進の指導にあたる。
数々のレコーディングやアーティストのサポートなど活動は多岐にわたる。
2014年に自身のオリジナルアルバム”Heymusic&Associates”をリリース。
2018年には画家として個展を開く。

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