
ベースの弦は高いよなぁ。。
ギター弦は平均で500円〜1000円ほど。
ベースの弦は2000円以上!←これで安い方です。
「このご時世、弦をひんぱんに変えることなんて、、」

ってことは、弦のハリが長持ちすればいいんだね!
そんな時は「コーティング弦」がオススメ。
今回紹介するのは、有名メーカーの「エリクサー」と「クリアトーン」です。
筆者も愛用のコーティング弦をご紹介します。
演奏音源♪もあるのでぜひ試聴してくださいね!
それでは今日も行ってらっしゃい♪
弦のハリを長持ちさせるコーティング弦とは?
【コーティング弦について】
弦は、中心の「芯線」とその周りに「巻き線」を巻いてできています。
コーティング弦というのは、芯線と巻き弦の上に特殊なコーティングをしている弦のことです。
こうすることで、
・弦の劣化を防ぐ
・手触りが、なめらかになる
という利点が生まれます。
コーティング弦についてはこちらの記事でも解説しています→【知りたい!】ベース弦の構造と選び方〜イラストでチェック〜
ベースのコーティング弦①Elixir エリクサー

まずはコーティング弦の定番「エリクサー」から紹介しよう!

【Elixir エリクサー】
弦の劣化は、手垢や手汗によって引き起こされます。
弦全体を特殊コーティングする事で、弦を汚れから守り劣化を防ぐことができるわけですね!
その代表格が、この「エリクサー」→エリクサー公式サイト
このコーティングにより、手触りがなめらかになるのでスライドなどスムーズにできます。
一部で「コーティングすると音がこもる」という意見がありますが、筆者が弾いている限りで感じたことはないです。

エリクサーって、パッケージが変わったんだよね。

なんか、偽物が出回ったらしく、それで変えたんじゃない?


とりあえず、楽器屋さんで買えば問題なしだね!

偽物はコーティングされてないらしいよ。。
はい、それじゃ本物の音をチェック!
【弦の詳細】
「エリクサー NANOWEBコーティング Long Scale」
ゲージ:45・65・85・105 (ミディアム・ゲージ)
素材:ニッケル
タイプ:NANO WEB コーティング (ラウンド・ワウンド)
使用ベースは「YAMAHA BB424」
下の再生ボタンをクリック♪
↓↓↓
Elixir エリクサー サウンド
音源は、
「指弾き→ピック弾き→スラップ→指弾き」の順で演奏♪

アタックの音だけど、別の記事でやった「ダダリオ」や「アーニーボール」に比べると、少しこもった感じがしたかも?
音源はコチラ→【弦のサウンド試聴】ベース初心者におすすめ〜ダダリオ&アーニーボール〜

ん〜、こもると言ってもほんの少しかな。。
ウォームな感じってとこかな。
でもこの手触りの良さは、ここで伝わらないんだよねぇ。。残念。。

コーティングでそれだけ変わるんだよね!
あと、弦のハリが長持ちするかだけど、この実験では証明できないね。
でもエリクサーは長持ちするよ!

僕はこの弦を張り続けて、コーティングが剥がれたことがあるよ(笑)

それは使いすぎね、、

ベースのコーティング弦②Clear Toneクリアトーン
【Clear Toneクリアトーン】
お次は、筆者おすすめの「クリアトーン」→クリアトーン公式サイト
先ほどのエリクサーと同じくコーティング弦ではありますが、「コーティングの薄さ」にこだわった弦です。
コーティングを薄くすることで「ラウンド・ワウンドのブライトさ」を出しつつ、手触りの滑らかさは残しています。
そして、長寿命!
お財布事情が厳しい筆者にピッタリの弦です(笑)

クリアトーンは昔、楽器屋さんでススメられてから使ってる弦だね!
最近、店頭で見ないんだけどなぁ。。

エリクサーより、コーティングを薄く作っているんだね。
こもり加減はどうかな?
↓
【弦の詳細】
「クリアトーン 6445」
ゲージ:45・65・85・105 (ミディアム・ゲージ)
素材:ニッケル
タイプ:コーティング弦(ラウンド・ワウンド)
使用ベースは「YAMAHA BB424」
下の再生ボタンをクリック♪
↓↓↓
Clear Toneクリアトーン サウンド
音源は、
「指弾き→ピック弾き→スラップ→指弾き」の順で演奏♪

スラップした時は、ハイが出た(バキッと)感じはあったね!

ピック弾きやスラップは違いが分かりやすいかな?
指弾きはどうしてもこもるからね。
おすすめピックの紹介はコチラの記事で→ピック選び方・おすすめ紹介♪

コチラも、長寿命なのか今は分からないけど、ハリは長持ちするんだよね?

充分充分!
5年張り続けているよ!

それ、長すぎ。。(笑)

普通の弦に比べると値段は高いけど、長持ちするぶんプラマイゼロだよ。
何より、僕の使ってるベースとの相性が良いんだよね!

それはあるよね!
使うベースが違えば、それに合う弦も違ってくるから。
自分のベースに合う弦を見つけたわけだ!

ベースのコーティング弦を比較〜まとめ〜
という事で、コーティング弦のご紹介でした。
どちらも手触りが伝わらないのが残念ですが、「なめらか」です。
手に引っかかる弾きにくさは感じない弦ですね。
「エリクサー」は筆者もずっと使っている弦ですが、弦のハリが2~3ヶ月長持ちします。
「コーティングは音がこもる」という印象は多少あったかと思いますが、やはり気になりません。
そして、「クリアトーン」
コーティングをより薄く作る事でブライトさを出す。
なおかつ、コーティングによるハリの長持ちは充分!という事です。
ただコーティング弦は、どちらもお値段が高めです。
だいたい5000円が相場かと。。
ただ、安物は偽物の可能性があります。
ちゃんと正規のルートでご購入ください。
楽器屋さんで買えば問題ないです。
その他オススメの弦紹介はこちらの記事で→オススメの弦・試奏音源♪
なめらかな手触りといえばフラットワウンドやハーフラウンドという種類の弦もあります。
・フラットワウンドについてはコチラの記事で→フラットワウンドとラウンドワウンドの比較音源♪
・ハーフラウンドについてはコチラの記事で→ハーフラウンドの解説・試奏音源♪
・メーカーではダダリオやアーニーボールからもコーティング弦が発売されています。


今回はコーティング弦の定番「エリクサー」と、おすすめの「クリアトーン」の紹介だったね。

コーティング弦を使ったことがない人は、是非使ってみて欲しいね♪

なめらかな手触りね!
ここからどれくらい「弦のハリ」が続くのでしょうか?
皆さんも一度お試しください。
それでは次回もお楽しみに〜♪
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