
バイタルオーディオのパワーサプライはノイズレスで使いやすいよ!

”アイソレートタイプ”だからね♪
その他の特徴も詳しく見てみよう♪
エフェクトボードを組むときに必ず必要になるのが「パワーサプライ」。
そこで今回紹介するのが、VITAL AUDIOの人気パワーサプライ 「POWER CARRIER VA-08 MkII」。
軽量・コンパクトでありながら、プロユースにも耐えうる電源供給力と安定性を誇る一台です。
筆者も愛用するモデルです♪
【今回のポイント】
・POWER CARRIER VA-08 MKIIの紹介
・スペック/アイソレート仕様
・VA-05/VA-15との違い
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| タイトル | 内容 |
|---|---|
| POWER CARRIER VA-08 MKIIの紹介 | スペック/アイソレート仕様 |
| エフェクターボードで使用 | レビュー/組み方の例 |
| VA-05/VA-15との違い | 他のモデルを比較 |
それでは今日も行ってらっしゃい♪
バイタルオーディオパワーサプライ〜POWER CARRIER VA-08 MKIIの特徴〜
Vital Audio(バイタルオーディオ)の「POWER CARRIER」シリーズ第2弾として登場した、フルアイソレート仕様のパワーサプライ「POWER CARRIER VA-08 MKII」
主な特徴を見ていきましょう♪
①接続端子/8系統(8ポート)
②フルアイソレート
③高出力設計
④コンパクトで軽量
⑤保護回路&LEDインジケーター
●接続端子/8ポート

[接続端子]
①POWER IN
②可変式ポート(A/B)x2
③9vポートx6

付属のDCケーブを使ってエフェクターと接続できるよ♪
DCケーブルの接続
↓

ストレート型とL字型のどちらでも接続可能。
別メーカーのケーブルを使ってもOKです♪
●フルアイソレート
「アイソレート」とは、出力が電気的に独立させてある仕組みのことです。

これによって、
・ノイズが大幅に減る
・電源が安定する

VA-08はフルアイソレートだから8ポート全部独立してるモデルね!
非アイソレートは1つの電源から複数のペダルに供給されるタイプです。
↓


↑
この構造ではノイズが”共通グランド”を通って全体に伝わってしまうんだ。
ノイズ対策としてアイソレートのモデルは役立ちます!
●高出力設計/高電圧や分配が可能
電源の供給が安定していることも特徴です。
・A/Bポート:9V, 12V, 18V切替 / 最大800mA
・3~8ポート:9V / 最大500mA
・計供給電流は2000mA。デジタル系や消費電流の大きい空間系ペダルも安心。

AとBのポートは、スイッチで9V・12V・18Vを切り替えられる♪
↓

エフェクターによって18Vで駆動するモデルもあるので、この機能はありがたいですね♪
さらに付属のYケーブルで電源の昇圧が可能です。
↓

例えば「Aポート+ Bポート」で最大36V、「AまたはBポート+ 9Vポート」で最大27Vまで昇圧できます。
逆に1つのポートから2つのエフェクターの電源を分配することもできます。
↓

AとBのポートは800mAなので、分配したエフェクターの電圧が合計800mAまでなら使用できます。

ってことは、つなぎ方次第で10個エフェクター をつなげられるってことね!
筆者は余裕がある方がいいので、8個までにしています(笑)
●コンパクトで軽量
サイズを見てみましょう。
●よこ:14cm
●たて:7cm
●高さ:3cm
●重量:238g
アルミ削り出しの赤いボディはデザイン性も抜群!


コンパクトだからエフェクターボード内の場所を取らないよね♪
●LEDインジケーター/保護回路
[LEDインジケーター]
ポートごとに緑/赤のランプで動作状況が一目でわかります。
・通常:緑
・異常:赤
・未使用:点灯なし
・POWER ON:オレンジ
↓

そのほか、過負荷やショートから守るFCLS回路(Foldback Current Limiting Circuit)を搭載。

ショートの保護回路で安心して使えるんだね!
バイタルオーディオ POWER CARRIER VA-08 MKIIのコンパクトな使用感
筆者が実際にエフェクターボードに組み込んで例です。
↓

[ポイント]
・ボードの端っこに設置
・エフェクターと並べても大きさは変わらない
・付属のDCケーブルで全て供給
・DCケーブルの長さは問題なし
・18Vのエフェクターを可変式ポートで使用
その後、筆者は”すのこ型のエフェクターボード”を使用したので、パワーサプライを裏面に設置しました。
↓

これでかなりスペースに余裕ができました!
DCケーブルも裏面を通すので楽につなぐことができます。

余分に長いところもありますが、複数のケーブルをまとめれば問題なしです♪
後は「エフェクターをどのポートにつないでいるのか?を記す」ことをおすすめします!
ケーブルに不具合が出たとき、どのケーブルがどのエフェクターにつながっているか?すぐにわかるので、テープにメモしておきましょう♪
↓


・表のスペースが広くなる
・ケーブルが裏面に通しやすい
から”すのこボード”はおすすめ!
すのこ型ボードの紹介はこちらの記事で→すのこ型エフェクターボードのおすすめ♪
バイタルオーディオパワーサプライVA-08/VA-05/VA-15の違い
バイタルオーディオからはVA-08の他にVA-05とVA-15というモデルが発売されています。
3つのモデルを比較をしてみます。
①比較表
②主な特徴
●比較表
| モデル | ポート数 | 可変出力 | 合計容量 | ACアウト | サイズ |
|---|---|---|---|---|---|
| VA-05 | 5コ | 9/12/18V ×2 (最大500mA) | 2000mA | なし | 111.5×60×21.3mm / 134g |
| VA-08 | 8コ | 9/12/18V ×2 (最大800mA) | 2000mA | なし | 140×70×30mm / 238g |
| VA-15 | 11コ | 9/12/18V ×2 (最大800mA) | DC出力: 42.3W AC出力: 8A | 3芯x4 | 250×68×45mm / 610g |
[価格(Amazon調べ)]
●VA-05:8,980円
●VA-08:15,776円
●VA-15:17,282円
※価格は変装します

全部”アイソレートモデル”だからノイズも安心!
ポート数ろサイズが選ぶ基準かな?
●主な特徴
[VA-05の特徴]
・コンパクトでボードに組みやすい
・可変式ポートが2つ
・フルアイソレート
・エフェクターが5つまでならこれ!
[付属品]
・DCケーブルx5

[VA-08]
・ポートが8つ
・可変式ポートが2つ
・フルアイソレート
・エフェクター+チューナーなど合計8個使用できる
[付属品]
・DCケーブルx8
・分配用Yケーブルx1/昇圧用ケーブルx1

[VA-15]
・AC出力が4つ(プラグで電源供給することができる)
・11個のポートが充実
・可変式ポートが2つ
・フルアイソレート
・横幅が25cmと大きめ
・AC電源が必要な機材を管理したい人におすすめ♪
[付属品]
・DCケーブルx11
・ACケーブルx1


エフェクターの数が少ない場合はVA-05で十分だね♪
これから増えるってなるとVA-08を持っておくのもありだよ♪
[3モデルのまとめ]
VA-05:ミニマル型。最低限の駆動
VA-08:万能型。定番モデル
VA-15:大型ボード用。AC電源で駆動したい時
バイタルオーディオ POWER CARRIER VA-08 MKII〜まとめ〜
ということで「バイタルオーディオのパワーサプライ」でした!
まず初めに「筆者が迷わず購入したパワーサプライ」です。
[おすすめ理由]
・8ポートで余裕のあるエフェクターボードが組める
・フルアイソレートでノイズの心配なし
・9~18Vまで可変できるポートが2個
・コンパクトな筐体
・お手頃価格
という感じで、超おすすめな訳です。
現在8個のエフェクターをフルで駆動していますが、不具合なし!
18Vのエフェクターも可変式ポートで対応できています。
重宝しますね〜♪
もちろん8個も使わないという方には5ポート使用の”VA-05”もおすすめです。
違いはポート数のみで、後は同じようにアイソレートで可変式で、お手頃価格。
大型ボードを想定しているなら、”VA-15”も検討したいですね。
ACアダプターも4つ接続できて、11ポートまでDCケーブルが接続可能。
モンスターです!
そんな感じで、どのモデルも用途ごとに上手く対応できますね♪
ってことで「VAシリーズは超おすすめ〜♪」
ケーブルを、
それぞれのエフェクターにつなぐ作業。
電流が流れる瞬間。
爪弾いて出た音。
すべて、
美学である。
また会おう♪







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